平成26年(2014年)4月24日付けで千葉県の製餡業者がつくった生あんこからシアン化合物が検出されたため回収となっています。http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2014/h260424.html生あんこは、「食品、添加物等の規格基準」(昭和34年厚生省告示第370号)でシアン化合物が検出されてはならないと定められています。http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/jigyousya/shokuhin_kikaku/dl/19.pdfhttp://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/jigyousya/shokuhin_kikaku/dl/18.pdf通常の製造工程でシアン化合物は除去されますが、まれに本事例にように残留することがあります。豆類及び生あんこのシアン化合物の検査依頼はほとんどないでしょうが、規格基準があることを確認しておいてください。さらに、監査や賞味期限の設定、栄養成分表示の依頼があった時には、先方の依頼事項の中になくても、シアン化合物の検査について助言してあげましょう!